想像の魅力！

最近は映像技術の目覚しい進歩で
綺麗な映像ソフトを簡単に見る事が出来ますが・・・
70年代後半
私が小学生だった頃の
社会現象にまでなった
スーパーカーブーム真っ只中では
35ミリのカメラでさえ
親父になかなか貸してもらえなかった
自前で持ってさえいれば・・
間違いなく元祖カメラ小僧になっていたと(笑)思われます。
ブームの中なんでも売れる為便乗して発売されていた
スーパーカーグッズの品々において
映像記録物ではなく音で楽しむ為の
クルマの『音』レコード

はたまた音のソノシートまで・・・


スポーツカーでさえ珍しい時代に、
あのエキゾチィクスーパーカーなんていうのは
先ずおいそれとは見る事が
出来ませんでしたから
『音』だけのレコードでも

子供心にミニカーよりももっと本物に近い大人な(笑）アイエムでした！
何が凄かったかって言いますと・・・
家にあったお袋のスズキ・フロンテ360cc軽自動車しか聴いた事の無いエンジン音
それとは全く違う初めての
フェラーリBBの１２気筒サウンド！

はたまたポルシェのターボサウンド！！

レコードに針を落とし聴いたアノ響きは今でも忘れません！
そんなレコード

音の大手ビクターや徳間音楽工業(のち徳間ジャパン）等で真剣に発売されておりました！
発売日に待ち望みレコード屋さん開店と同時に行くも・・・
なのに・・未だ入荷して無く・・・
一日店で待ってやっと手に入れた！

スーパーカーサウンドレコード！
ランボルギーニ・カウンタックの

わざとらしい(笑）ドアキーのチャラチャラ音から始まり
ドア開閉音からエンジンスタート・・・

空ぶかし？～ウインカー～ライトアップのモーター音～発進・・・そして
左右の通過音まで・・・
そんな想像の魅力！
タダコレだけでしたが何だかワクワクしました・・多分今聞くと・・・？

今ではプレイヤーが無いので聞く事が出来ませんが・・・

アノ日の痺れたサウンドはジャケットを見るたびに想い出します！